井上成美の遺言(海軍兵学校第37期編〈中2〉)

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  目次
イントロダクション
第三十七期編〈中2〉
 レイテの前のあれこれ
 レイテ前夜
 栗田艦隊出撃
 反転、再反転
 ハルゼーの釣り上げ
 西村艦隊の突入
 突然の会敵
 オトリ作戦のみの成功
 謎の反転
 総括
あとがき
参考文献

  イントロダクション
・・・開戦時、真珠湾攻撃の成功を知った日本国民は、小躍りして喜びました。しかし、この時、世界で一番喜んだのはイギリスの首相チャーチルでした。チャーチルはルーズベルトにアメリカの参戦を懇願していたんです。 日本国内にも暗然とした人々はいました。米内(光政、二九期)邸に集まった、米内内閣時の外相有田八郎さんや書記官長だった石渡荘太郎さんらです。しかし、この時、世界で一番激怒したのは、ナチスを率いるヒトラーでした。ヒトラーはなんとしても参戦したいルーズベルトの画策には乗らず、アメリカ艦船にだけは攻撃を加えなかったのです。「なんということをしてくれたのか!」 これがこの時のヒトラーの本音だと思います。

豊田からすれば、南雲長官は惨敗しながら帰還を許され、これからの連合艦隊司令長官は前線に出なくていい。というのですから、ありがたい参謀長(草鹿任一の従弟、草鹿龍之介)に映ったのではないかと考えるんです。
ただし、草鹿さんの考えでは、重要な場面では必要な幕僚を帯同して司令長官が前線に出動するはずでした。ボクは、レイテには豊田が「大和」に乗って突っ込むべきであったろうと考えていました。

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