井上成美の遺言(予告編)

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  目次

イントロダクション

 戦後の井上さんの姿勢
 兵学校校長井上成美中将
 石塚栄氏の訪問
予告編
 直接接点のない二つの頭脳
 二つの海軍軍縮会議
 クビをかけた二つの信念
 二・二六事件
 米内、山本、井上トリオ
 海軍首脳の無責任ぶり
 開戦
 兵学校校長へ
 東條内閣の更迭
 米内、井上、高木ライン
 終戦
 長井へ
あとがき
参考文献

兵学校校長井上成美中将
・・・当時は、英語を敵国語として、カレーライスを「辛味入り汁かけ飯」などと言わせていた時代です。
陸軍では、士官学校の試験から英語を外すことになりました。
アメリカは日本と戦争になると、日本や日本語の勉強を始めます。どっちが勝つかはこれだけで分かりそうなものです。
が、海軍兵学校の話。
教頭司会による教官会議が開かれます。英語科教官以外はみんな陸軍にならえです。陸軍追従というよりはもっと切実で、英語を嫌って秀才がみんな陸軍に行ってしまう。と、こう考えたようです。
教頭「これでよろしいでしょうか」と井上さんに決済を求めます。
「兵学校は将校を養成する学校だ。自国語しか話せない海軍士官など、世界中どこへ行ったって通用せぬ。英語嫌いな秀才は陸軍に行ってもかまわん。外国語一つもできないようなものは海軍士官にはいらない」
さらに、「英文和訳なんぞ、ダメだ!」と、英和辞典を廃止、英英辞典を全生徒に使わせる、というずいぶん本格的というか思い切った方針をとります。・・・

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